北欧家具の中でも名作椅子が多く、人気の高いダイニングチェア。
最初に購入する北欧家具が、ダイニングチェア、という方も多いのではないでしょうか。
運命の一脚と出会うために、今日はその選び方のポイント・基本編をご紹介します。
ダイニングチェアはお家の中でも使用頻度の高い家具なので、購入の際には慎重に選びたいもの。
しかも、日々の食事は健康とダイレクトに関わってくるだけに、見た目やサイズだけで選ぶと大失敗してしまいます。
もちろん、座り心地も重要ですが、お部屋とのバランスや扱いやすさなどチェックすべきポイントがあります。
1.内臓がスムーズに動くデザインかどうか
一番注意したいポイントは、「食事をするとき、内臓機能がスムーズに動くかどうか」ということです。
つまり座ったとき反り腰になったり、逆にへたり腰になって、内臓が圧迫されるような椅子はアウトです。
ポイントは、上体がリラックスして自然と腰が立つような安定感があること。
目安としては、すっと腰掛けたとき、「耳」と「肩」の位置が同じで、「鼻」と「おへそ」がまっすぐのラインにくる姿勢が取れれば、OKです。
2.みぞおちがゆるんでいるか
みぞおちがゆるむと、その裏にある腎臓の動きがスムーズになります。
同時に背中の筋肉も柔らぐので、肩の力が抜けリラックスして食事が取れますよ。
健康な食生活には見逃せないポイント。
みぞおちがゆるんでいるかどうか確認するには、座りながら深呼吸してください。
息がお腹あたりまでスゥ~っと入るようなら大丈夫。
3.身体をこまめに動かせる?
人間はずっと同じ姿勢をとり続けるほど苦痛なことはありません。
ちゃんと座っていても、無意識に椅子の上で姿勢を変えています。
かっちりとホールドされるようなアームのデザインや、包み込むような座面は避けたほうが賢明。
4.足の裏全体がつく?
インテリアショップで選ぶときは、必ず靴を脱いで座ってみてくださいね。
そして、足の裏全体がつくかどうか、ひざ、股の裏に圧迫感がないかをチェック。
ここが圧迫されるとリンパ液がスムーズに流れず、座っていることが苦痛になります。
5.動かしやすい軽さかどうか
引いたり移動させたり、自分が扱える重量かどうかも確かめましょう。
一般的な日本人女性の場合、4キロ程度が扱いやすいかと思われます。
実際に合わないダイニングチェアが原因で、食べても満足感が得られず過食になったり、逆に座り続けるのが苦痛で少食になったり、という事例が報告されているんですよ。
美味しい料理は身体の栄養、心地よい食卓は心の栄養になります。
いろいろ試して、自分にぴったりの質の高いダイニングチェアを選んでくださいね!